シリコーン膜と酸化チタンを用いた土壌汚染農薬(PCP)濃縮回収・完全分解システムの開発
研究代表者 |
菊地 幹夫 神奈川工科大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 本研究では、土壌汚染農薬PCP(ペンタクロロフェノール)を効率的かつ低コストで回収し完全分解するシステムを開発する。このシステムは、?汚染土壌の洗浄、?膜分離法による洗浄排水の濃縮、減量、?酸化チタン光触媒による完全分解、の各プロセスから成る。シリコーン膜を農薬の分離に用いること、および完全分解させるシステムとすることが、代表研究者の独創である。本研究ではスケールアップと連続運転等をとおして、プロセスの設計諸元を求める。すでに神奈川県「都市エリア産学官連携促進事業」での2 年間の研究で、小規模試験が完了していることから、各プロセスの設計諸元を求めれば実用化の可能性が高い。
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