緑膿菌の新しい分子遺伝学的診断法の開発と疫学的解析への応用
研究代表者 |
山浦 昇 北里学園北里大学, 看護学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 緑膿菌の血清型別検査にはいくつかの問題が存在している。申請者が新しく開発した緑膿菌のPCR 型別法は、血清型別法の問題を解決した画期的方法であるが、方法の簡易化と判定時間の短縮化への改良により、臨床検査の分野でも、簡単に利用可能な日常遺伝子検査法とすることができるため、この実現を目標としている。PCR 型別法の成果を基礎とすれば、改良法として使用するLAMP法に用いる新しいprimer の設計も可能であり、実用化の可能性は非常に高いといえる。
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