ハニカム・矩形・丸形形状仕切り枠を有する液面揺動抑制装置の開発
研究代表者 |
小泉 忠由 明治大学, 理工学部
|
研究期間 (年度) |
2005
|
概要 | 地震時に石油タンクなどで発生する液面揺動はタンクの損傷や火災の発生の原因となっており、その解決策が問題となっている。この液面揺動には地震の長周期地震動が大きくかかわっていることが明らかにされているが、その対策はまだ十分にとられているとはいえない。当該技術は、液槽内を小さく仕切る四角形(丸型、八二カム型など)を有する底がない箱型ブロックを、液面全体を覆うように連結・設置して水槽を小さく仕切り、固有周期を小さくすることで、地震動などで発生する液面の揺動(スロッシング)の発生を抑制する効果を発揮する。本研究では、1/50スケールの水椙を準備し、加振して、水槽上面に配置するブロックの形状、仕切り方法の違いによる液面の揺れの変化を測定し、それらの結果から得られる知見をもとに大規模タンクヘの適用を図る。
|