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データストレージテープ用Co-Ni系スピネル微粒子の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山元 洋  明治大学, 理工学部

研究期間 (年度) 2005
概要代表研究者は、5年前、世界最高の保磁力を持つCo-Niスピネル系フェライト微粒子を化学共沈法により生成することを発見した。そのシーズをこれまでNEDOの大学発事業創出実用化研究開発事業で企業と共同研究を行ってきたが、今年3月にはデータストレージテープ・メーカに対してこの系の微粒子を配布し実用化の試験を依頼するに至った。その結果、有力メーカから、現状の粒子サイズ25nmをさらに小さく、しかも保磁力3.5kOeをより低くして欲しい旨、要求が出された。本研究では、微粒子の組成、添加物の配合、作製条件等を変化させ、粒子サイズ20nm以下で、保磁力2.5~2.8kOeの磁性微粒子の開発を目指し、実験・検討を行う。それと並行して基本特許のライセンス先である戸田工業?には中規模プラントを利用した磁性微粒子の量産実験を依頼する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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