超高圧処理を用いたタンパク質食品のアレルギー低減化の試み
研究代表者 |
西海 理之 新潟大学, 農学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 従来の食品のアレルギー低減化技術は、主に酵素などでアレルギーの原因となる食品タンパク質を分解・ペプチド化し、その食品から除去してしまうことを主目的としているが、この従来技術は高タンパク質食品には有効でない。超高圧処理がタンパク質を分解するのではなくタンパク質の立体構造を変性させることに着目し、本課題は、超高圧処理でタンパク質を除去することなくアレルギーの発症を有効に抑制する技術を開発することを目的とする。
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