研究代表者 |
中田 光 新潟大学, 医歯学総合病院, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 安全で低浸襲なDrug delivery system として呼吸器疾患のみならず、多くの全身性疾患において吸入療法が検討されている。本研究では、吸入療法の普及の障害となる25~50%の薬液利用効率の悪さを改善するため呼気に排出される高価な薬液を再吸入できるシステムの開発を目指す。本研究は、これまでおこなったリザーバ方式の薬液回収装置の試作を基に、新たに考案した冷却方式を用いて利用率目標を80%以上とすることで薬価2分の1を達成する。実証実験を行ない、実用化の目処を付け、光造形法で作る試作吸入器を臨床試験する。なお、共同研究者として、北里大学医学部呼吸器内科学田中直彦講師から臨床および試作の両面でご協力を頂く。
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