sgRNAとtRNase ZLによる遺伝子発現抑制法の開発と応用
研究代表者 |
梨本 正之 新潟薬科大学, 応用生命科学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 本課題は、特異的にRNA を切断するsmall guide RNA (sgRNA)/tRNase ZL 法を、哺乳動物細胞の遺伝子機能解析に応用する研究用試薬としてのsgRNA 発現プラスミドを開発することを目的とする。最初に、哺乳動物細胞内でRNA polymerase III によって効率よくsgRNA が転写される発現プラスミドを基にして、tRNase ZL を過剰発現させる領域も持つプラスミドの作成を行う。このsgRNA/tRNaseZL プラスミドの有効性を確認した後、次に、sgRNA 部位にランダムな配列を持つプラスミドライブラリーを作成する。このライブラリーを用いてアポトーシスに関係する新規遺伝子の検索を行い、この系の有効性を調べる。
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