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雨天時未処理下水による河川汚濁防止のための新規・無動力処理装置(スワール)の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

姫野 修司  長岡技術科学大学, 工学部, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要市街地の雨水排除は合流式下水道によって行われている。しかし、雨天時には汚水混じりの大量の未処理の下水が河川や海域に放流され、年間で40 日(長岡市では200 日以上も)の未処理水が放流され河川汚濁を招いている。本研究ではこれまで採用事例がない新しい雨水処理法として「スワール(渦流式固液分離装置)」を開発する事を目的としている。スワールは、直径1 メートル~10 メートル程度の円筒形のマンホールに下水を流入させ、渦流によって固形分を中心部に集め、マンホール底版の中央部から流出して下水処理場に送り、上部から河川や海域などの公共用水域に放流する。(図1)本研究では、この新しい処理装置を作成し、長岡市役所、新潟県の協力のもとに、現実の下水道施設内に設置して、雨天時の未処理下水の処理を行って汚濁負荷削減効果を解明し、さらにそれを一般化(理論、モデル化)して設計指針を策定することを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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