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十字交差柱状体の縦渦励振を利用した小型風力・水力発電装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

高橋 勉  長岡技術科学大学, 工学部, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要気流(水流)から電力を得る手段として風車(水車)が一般的であるが耐久性能が悪く設置コストが高い.カルマン渦励振を利用した発電は装置が簡単である一方,適用できる流速範囲が小さいことが問題で実用化された例はない.本申請者らは十字交差柱状体を用いることによりカルマン渦の数倍におよぶ励振力を発生し,かつ,非常に広い流速範囲で振動を引き起こすことのできる縦渦励振現象を発見した.そこで縦渦励振により発生した強い振動をもとに発電する装置を開発する.本装置は単純な機構で保守不要,安価,小型化可能という特徴を有し,気象観察など各種無人監視装置の駆動電源として使用に適したものである.縦渦励振現象に関する基礎データはすでに蓄積しており,本課題では発電装置設置後の振動挙動及び発電能力の算定を目標とする.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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