ゴム系複合材料のエネルギーロス新規プロセス制御法開発と応用
研究代表者 |
五十野 善信 長岡技術科学大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | タイヤ用フィラー充填ゴム系複合材料を用いる際には、エネルギー貯蔵とエネルギーロスをバランスさせる必要がある。前者は省燃費達成に、後者は安全性確保のための制動距離低減に必要である。前者は基本的に架橋密度により制御可能であり、製造面での制御方法もほぼ確立している。一方、後者は原料ゴムと充填フィラーの組合せと配合量によってしか制御できず、プロセス制御の余地はないと考えられていた。本課題では、その常識を打破し、エネルギーロスの新規プロセス制御法の開発とタイヤ工業への応用を図る。
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