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培養骨膜を用いた歯周病治療における治療方法およびデバイスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

吉江 弘正  新潟大学, 教育研究院医歯学系

研究期間 (年度) 2005
概要一般に、成人の歯周病羅患率は極めて高い。これに対して種々の治療方法が開発されているが、重症例など多くの症例の治療には困難を要する。一方、再生医学の進歩によって様々な種類の細胞培養が可能になり、段階的にその有用性が示されてきた。骨膜組織の培養方法は、種々の発表を通じて明らかになっており、その骨形成能を利用した歯槽骨再生も実験的には示されてきた。実際に、培養骨膜を歯周病治療に応用するためには、移植基材(生分解性材料など)の選択や、これを用いた移植の方法を確立しなくてはならない。とりわけ、培養骨膜の移植部位におけるスペーサーとしての材料を適切に用いることは、本治療法の成否に関わる重要な課題である。本申請では、実際に申請者らが用いている歯周病治療の補助材料として培養骨膜を応用し、その臨床的有用性を確立することに主眼をおく。さらにこれら治療に関連する材料について実用化の可能性を考察し、普及の方策を示唆することにある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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