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血中ヒスタミンの迅速測定装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

木羽 信敏  山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要ヒスタミンは,種々の動物組織に見出されるオータコイドであり,花粉や食物成分などのアレルゲンの暴露によるアレルギー疾患の誘因物質として知られている。アレルギー疾患の診断・治療・経過観察には血中のヒスタミン濃度の測定が重要である。現在,生体試料中のヒスタミンの定量にはHPLC が用いられているが,操作や前処理が煩雑で分析時間が長いのでベッドサイドで利用できない。我々が発見した高い熱安定性と基質特異性を有する新規なヒスタミンオキシダーゼを用いて,分離操作を用いることなく簡便・迅速に血中のヒスタミンを定量できる方法を開発する。血液には,平時,数μM のヒスタミンが含まれているので,検出下限は数十nM の方法を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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