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進行波を利用した新規小型圧電ポンプの開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

辺見 信彦  信州大学, 工学部機械システム工学科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要本研究は、進行波を発生する振動板を流路に挿入して流体を滑らかに搬送するという小型ポンプの研究であり、その方式は従来にはない世界で初めてのポンプ形式である。本ポンプは逆止弁が不要で小型化が可能であり,流れの逆転も可能である.さらに駆動素子が薄板である超薄型軽量の構成にすることが可能であり,微量制御も可能であるなど様々な特徴があり、医薬分野で脚光を浴びている微小領域での化学分析システムであるマイクロTAS(Total Analysis System)や、工業分野における燃料電池や水冷式ノートパソコン,農業分野での薬剤や液体肥料の適量散布,食品業界分野での調味料の精密計量など幅広い分野での具体的実用化が考えられる。実施内容としては、これまでに試作したプロトタイプをさらに改良して、進行波伝播効率を上げてポンプ効率を高め、モバイル機器やマイクロフルイディクス(Microfluidics)などの分野での実用化を目標とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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