研究代表者 |
市川 純章 諏訪東京理科大学, システム工学部機械システムデザイン工学科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 少子・高齢化社会に突入し介助をする人の高齢化が社会問題になっている。本開発研究は車いすの乗降時や、用便時などにおける介助作業(=肉体的重労働)を必要とせず一人でできるようにする介助器の開発研究である。具体的には、通常の座布団程度の大きさで初期高さが10cm以下、伸長時に50cm程度の高さまで上昇して身体の移動を容易にする介助器を開発する。座部外上部に突き出すようなレールガイド等はなく、どの方向からも座ることができる。また抱きかかえながら搭乗することもできる。昇降機の縮小時には下面に取り付けているキャスターで転がして持ち運びができ、伸長時には、伸縮足と床面の摩擦で床面に対して固定状態になる。
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