1. 前のページに戻る

PVC含有廃プラスチックの低温脱塩素化による高品位化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

三島 彰司  信州大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要ポリ塩化ビニル(PVC)を含有するプラスチック廃棄物は熱分解処理や焼却処理時に多量の塩化水素ガスを発生する。この塩化水素ガスは装置の腐食,ダイオキシンなどの有毒有機塩素化物の生成原因となる。このため,PVC含有廃プラスチックの大部分は埋め立て処理せざるを得なかった。一方,PVCは酸化亜鉛と低温(約200°C)で容易に反応し,有機ガスを殆ど発生することなく脱塩素化され,塩化亜鉛を生成することが知られている。本研究では,この反応を利用してPVC含有廃プラスチックを脱塩素化し,高品位プラスチック原料に変換することを目的とする。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst