研究代表者 |
森山 実 長野工業高等専門学校, 電子制御工学科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 従来のガラスレンズの型成形は、炭化ケイ素(SiC)焼結体や超硬合金にコーティング処理した型を用い、窒素ガスまたは真空中で加熱(300-500°C程度)・保持し、プレス成形を行っているが、雰囲気を保つため装置の大型化・高価格化・低生産性を招いている。 本研究は型(モールド)素材として、従来全く使用されていないCrSi2(クロムシリサイド)を主成分とするセラミックスを使用し、大気中で光学レンズガラスのプレス成形を可能にしようとするものである。 このCrSi2を用いると、大気開放下でのプレス成形が可能になり、型のコーティング処理、真空機構、雰囲気ガス制御、雰囲気ガス等が不要となり、生産効率の飛躍的向上、コスト低減が実現できる。
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