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新しい表面処理技術の開発による無鉛高錫青銅の実用化と地場産業への展開

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

三船 温尚  富山大学, 芸術文化学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要銅器は富山県の重要な伝統産業の一つである。その青銅には鉛が所定量添加され使用されてきた。近年の環境問題から、鉛レス合金への転換のための研究開発が進められているが、耐食性など多くの課題を抱えている。申請者らは錫青銅鋳物に硫黄を用いた熱処理を施すことにより、耐食性・耐摩耗性に優れた表面改質層を得る技術を開発した。本研究では、その表面改質層を均一に形成し、肌荒れの無い平滑な膜にするための技術を確立することを目指す。この表面処理技術が完成すれば単なる脱鉛による環境問題解決だけでなく、新製品開発により、地域の銅器産業の活性化に大きく貢献できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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