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可視光応答光触媒スパッタ膜による環境ホルモンの分解

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

高橋 隆一  富山大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要近年、環境ホルモンの生活環境中での残存が社会問題となり、水環境の汚染による生殖異常や癌化が報告され、人類の生存基盤の確保が難しくなってきた。そこで、本研究ではTiO2光触媒がもつ有機物分解作用に注目し、従来のゾル-ゲル微粒子薄膜を用いない高速・低温スパッタ薄膜化技術を導入した。さらに、実用化を考えると可視光を用いる次世代光触媒の研究・開発が必要であると考え、TiO2/WO3二層膜を反応性スパッタ法で形成し、環境ホルモンの分解実験を行い、TiO2単層と比べ、可視光応答に関する二層化の効果について調べる。太陽光による光触媒反応を利用してその原因物質の除去・低減を行い、環境ホルモンの生態系への影響を詳細に調べ、人類の生存基盤の確保に寄与することを目的とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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