バイオマーカーなどの測定困難な生体分子測定システムの開発と応用
研究代表者 |
荻野 千秋 金沢大学, 大学院, 助手
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 人間の体は様々な刺激に応答してそのシグナル(バイオマーカー)を体外に排泄する。一例であるが、活性酸素ストレスによる作用で脳内細胞では活性酸素から8ヒドロキシデオキシグアノシン(8OHdG)が生成され、最終的に尿中に排泄されることが明らかとなっている。これらのバイオマーカー分子は、本来、生体を構成する1分子であり、これらの分子を認識する抗体を取得する事は一般に難しい。そこで本提案研究では、抗体に変わる生体分子認識素子として、一本鎖DNA から構成されるDNA アプタマーを用いて、様々なバイオマーカー分子を定量出来る、新しいバイオアッセイシステムを構築することを目指す。
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