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硫酸塩還元細菌のハイブリット型活用による汚泥削減と窒素除去法の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
池本 良子
金沢大学, 大学院自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2006
概要
本研究は,硫酸塩還元細菌を活用して余剰汚泥削減と窒素除去を兼ね備えた省エネルギー型の方法を開発するものである。活性汚泥法は有機性排水を対象とする優れた生物処理法であるが,余剰汚泥の発生量が多いこと,窒素除去率が低いことが問題である。本方式は,硫酸塩還元条件で汚泥自身を分解して可溶化するとともに,そこで発生した硫化水素を脱窒に利用するものであり,現在の活性汚泥法の問題を解決する方法として期待できる。