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携帯型の非加熱深部体温計測装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

根本 鉄  金沢大学, 大学院医学系研究科先端医療技術学, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要体内深部体温は、代謝活動状態を把握するのに基本的な、また病状において生体の状況を把握するのに欠かせない検査項目であり、臨床学的に重要な指標である。現在、体表から体内深部温度を計測する方法として、熱流補償法を利用した方法がある。その原理は、熱流を検出して熱流を打ち消すように発熱体の制御を行う加熱型の深部体温計測方法による。この方法は発熱体を用いるため、携帯型として長時間計測するのは難しい。そこで申請者は、非加熱深部計測法を開発し、無拘束で長時間測定できる携帯型の深部体温計測機器を開発する。既に申請者は、熱流補償法による加熱型と非加熱型の深部体温計と検出特性を比較検討した結果、深部体温検出特性はほぼ同等であることを実証した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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