病院・介護施設における見守り支援のための痰つまりモニタ・アラームシステムの開発
研究代表者 |
本井 幸介 金沢大学, ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー, 講師
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 病院・介護施設においては、患者あるいは高齢者が喉に痰を詰まらせて呼吸困難に至り、非常に危険な状態に至る場合が多い。またこのような場合、患者・高齢者自身で看護士等に状況を伝えることは困難である。しかし現在では看護士自身が確認を行う、あるいは同室の患者等が知らせる等の方法しかなく、気付いた時には手遅れの状態であることも多い。そこで本研究では、体にセンサ等を装着することなく、かつ喉・痰の状況を連続的に計測し、呼吸困難の予兆を早い段階で検知可能なシステムの開発を目的とする。本試験では枕下あるいはベッドの敷布団下等に簡便に設置可能な新たなセンサ・解析プログラムを開発すると共に、実際の導入を見据え、センサ出力を病院スタッフ室まで送信する新たな無線システムの開発を行う。また病院施設においてシステムによるフィールド試用を実施する予定である。
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