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新規性ER/MR流体の性能評価と工業的応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

花岡 良一  金沢工業大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要電気レオロジー(ER)/磁気オロジー(MR)流体は、ある種の液体に絶縁性固体微粒子/鉄粉を分散した懸濁液からなり、電界/磁界の印加によってそれらの応力(あるいは粘度)を飛躍的に制御できる新機能性材料である。ER/MR流体のこの特性を利用して、従来装置の機械的制御を電気的/磁気的制御に、かつパッシブ制御をアクティブ制御に変換できる。申請者らは実用に耐え得る高性能なER/MR流体を開発してきた。その用途は極めて幅広いものが考案されるが、これらの流体を実用化するには、用途に応じた流体の性能試験結果を具体的に提示し、長期間安定性を保証する必要がある。ここでは開発した流体について、発生応力の限界、振動抑制効果、流体の経時変化、耐環境性などについて試験・評価を行う。それらの結果を踏まえ具体的な応用として、例えば、低周波振動制御装置、動力伝達装置などへの連用について検討・提案する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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