1. 前のページに戻る

導電性衣服を用いた生体モニタリングシステム

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

秋田 純一  金沢工業大学, 工学部

研究期間 (年度) 2005
概要本研究では、右図のように導電性素材を表裏の2面に用いた衣服を用い、これを電源と信号を重畳した通信路として用いることで、センサに至るケーブルを不要とする生体モニタリングシステムについて基礎的な検討を行う。本システムでは、導電性素材という平面電極をセンサへの電源供給および通信に用いるためにセンサの設置数や配置位置の自由度が極めて高く、効果的な生体モニタリングシステムを構築できる。また着用する導電性素材がもつ電磁シールド効果によって、外来ノイズ除去効果も期待できる。生体信号の継続的なモニタリングは健康管理や新しいユーザインタフェースとしての活用が期待されているが、実際には多数の皮膚電極などのセンサの装着や各センサに至る多数のケーブルのためにセンサの設置数や人体上の配置位置に大きな制約が生じ、応用分野も制約されているが、本研究はこれらの問題の根本的な解決を図るものである。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst