研究代表者 |
鈴木 信雄 金沢大学, 自然計測応用研究センター
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 近年、骨粗鬆症疾患をもつ患者数は増加の一途をたどり、急速な高齢化が進む我が国では大きな問題となっている。現在、多数の治療薬が開発されているが、そのほとんどに副作用があるため、新規治療方法の開発が切望されている。磁場等の物理的な刺激による骨疾患の治療は、薬を使用しないという利点があるが、現在の方法では効率が悪く、普及率も低い。効率のよい治療技術の開発が切望されている。そこで申請者は、魚のウロコは再生するという特徴を用いて新規骨形成モデルシステムを構築し、新規治療方法を開発する。既に申請者は、魚のウロコがヒトの骨のモデルになることを実証済みであり、ウロコで得られた条件をラット等の哺乳類で再確認し、新規骨疾患治療システムを開発する。
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