レーザ励起光キャンセル方式による蛍光検出装置の高精度化研究
研究代表者 |
米沢 裕司 石川県工業試験場, 電子情報部
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 特定のDNAやタンパク質の有無やその量を調べることによる遺伝情報の解析が活発に行われている。その方法の一つとして、解析したいDNAやタンパク質に蛍光を発する色素をあらかじめ結合させておき、その微弱な蛍光を検出することにより高感度にターゲットを検出することができる。しかし、ターゲットに照射する励起光が蛍光に比べて、非常にパワーが強いため、どんなに光学フィルタを挿入しようとも、検出系に現れ、それが検出精度の悪化を招いている。従って、検出装置の更なる高精度化を目指すため、レーザ励起光の検出とキャンセル方式により、ターゲット以外の誤検出を防ぎ、蛍光検出の高精度化を図る手法の開発を行う。
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