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ナノカーボンを用いた水素センサの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

川本 昂  福井工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要多層カーボンナノチューブ(MWNT)を絶縁性高分子に分散した薄膜の導電性は、MWNT への水素の吸脱着に伴って増減する。本研究では、この現象を利用した水素センサを開発する。研究の背景は以下の通りである。?自動車やモバイル機器の電源に用いられる水素は、環境負荷が少ない反面、爆発しやすい。?燃料電池実用化の最優先課題は水素漏れを検知するセンサの開発である。?既存の水素センサはPt、Pdなど高価なレア金属を用いており、燃料電池が普及するとそれが枯渇する恐れがある。そこで、レア金属を用いない水素センサの開発が求められている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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