研究代表者 |
松井 栄樹 福井工業高等専門学校, 物質工学科, 講師
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 福井県には、15基の原子力発電所があり、この地域での原子力・放射線の特性を利用した研究開発が強く望まれている。本研究では、これらの地域特性、原子力利用の社会のに-ズを踏まえ、放射線により色が変わる機能性色素を合成し、放射線量がその場で視覚的に確認できる検出技術を開発する。それによって、従来は、現像や専用の読取装置が必要な放射線線量計とは、全く原理が異なり、現像や専用の読み取り装置が不要なオンサイト検出が可能な線量計の実用化が見通せる。本研究の当面の目標として、放射線の種類、強度と色変化の関連性の解明と定量化を行う。
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