誘導電流による高確度レーザ加工貫通モニタリング法の確立と装置化
研究代表者 |
香川 喜一郎 福井大学, 教育地域科学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | レーザビームが加工試料の底に達した瞬間のプラズマによる誘導電流を非接触方式で計測し、ビーム貫通終了を正確に確認する方法を開発し、レ-ザ加工機で実際に使用可能な装置として製品化を目指す。現在、レ-ザ加工機はCO2、YAGなど数千台以上が切断、穴あけなど各種産業界で活用されており、正確な貫通確認は加工のため重要な技術であるが、現在の光学的検知法は誤差が多く、不良品発生の大きな要因となっている。当研究により、不良削減による環境負荷低減とコストダウンなど、レーザ加工利用業界に大きく貢献が可能となる。
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