1. 前のページに戻る

環境負荷低減を目的とした解体コンクリートの再利用技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

磯 雅人  福井大学, 工学研究科, 講師

研究期間 (年度) 2006
概要福井県では多くの原子力施設を抱えている。古い施設では約30年経過している。現在,福井県敦賀市にある「ふげん」は,施設・設備の老朽化により廃炉措置に向けた諸準備がすでに始まっている。「ふげん」の解体では,コンクリート解体ガラの排出量が約35万ton と予想されている。また,一般的なコンクリート構造物の解体も定常的に発生し,年々増加する傾向にあり,その再利用方法を考えることが急務とされる。現在,コンクリート解体ガラの再利用方法の1つとして,再び骨材を取り出して再利用する技術がある。しかし,それらの技術は,玉砂利を用いたコンクリートを対象としたものである。砕石の場合は従来の玉砂利に比べて,取り出すことが困難であり,それらを取り出すための新しい技術開発が必要である。また,骨材を取り出す際に発生する副産微粉の利用方法についてもあわせて検討する必要がある。以上のことから本課題では,以下の2つを提案する。?コンクリート解体ガラから「砕石骨材を取り出すための技術開発」?砕石骨材を取り出す際に発生する「副産微粉の利用方法」

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst