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体外受精の着床率向上に向けた新規卵機能マーカーの確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

折坂 誠  福井大学, 医学部, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要近年の深刻な超少子化社会において、不妊治療とくに体外受精や顕微授精などの高度生殖医療(ART)に寄せられる期待は極めて大きい。ART における火急の課題に、「いかにして着床する可能性の高い胚を選別するか」がある。すなわち形態良好胚を子宮内へ移植しても、その着床率はわずか10~15 %であり、着床能を含めた胚の機能評価マーカーが切望されている。本研究では、当該研究者が開発した卵局所での遺伝子ノックダウン・システム(右図)と卵胞培養系を組み合わせた in vitro 実験系を用いて、卵由来のアポトーシス抑制因子(GDF-9 あるいはBMP-15)が機能良好卵の予測マーカーとなりうる可能性について検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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