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ロジウム複核錯体集積擬ダイヤモンド型構造による湿度センサーの開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
海老原 昌弘
岐阜大学, 工学部応用化学科, 助教授
研究期間 (年度)
2006
概要
本応募課題では,湿度センサーの素子として、アミデート架橋混合酸化状態ロジウム複核錯体を集積化させた擬ダイヤモンド構造の錯体を作製し、その実用化の可能性を明らかにする。錯体に含まれる結晶水の状態は周囲の湿度で変化し,その微小な変化が錯体の電気伝導度の変化に現れる。これは,酸化状態が異なるサイト間の電子移動によるもので半導体的伝導が結晶水の水素結合により制御されるための変化と考えられる.この原理に基づき、錯体の電気伝導度の測定値から湿度を従来法に比べて高精度で把握できるようになる。