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革新的コレステロール代謝改善素材の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

長岡 利  岐阜大学, 応用生物科学部応用生物科学科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要食品による高コレステロール(CHOL)血症などの生活習慣病の予防改善は極めて重要です。私は牛乳β-ラクトグロブリン由来のペンタペプチド(ラクトスタチン:IIAEK)が、血清CHOL を劇的に低下させることを世界で初めて発見しました(Biochem.Biophys.Res.Commun., 281, 11-17 (2001))。その活性は医薬品のβ-シトステロールよりも強力でした。この発見はラクトスタチンを活用すれば、革新的CHOL 代謝改善素材が創成可能であることを示しています。今回の申請では、さまざまな新規の先端的な手法を駆使して、次の点を集中検討します。ラクトスタチンを機能性食品に活用する場合には、作用機構が異なる植物ステロール(β-シトステロールなど)との併用が考えられます。しかし、この併用効果の研究は行われていません。併用により革新的な活性が期待できます。申請では、この併用効果とその作用機構を解明します。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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