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リハビリ機能を持つ起立補助装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山田 宏尚  岐阜大学, 工学部人間情報システム工学科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要我が国で介護を要する65 歳以上の高齢者の数は2025 年までには520 万人に達すると予測されている.要介護者のうちでも一番程度の重い,屋内においても介護を要する状態(いわゆる寝たきり)の高齢者の増加は,介護をする者に大きな負担を強いることになり,ひいてはいわゆる社会的入院状態を生み出し,国民医療費を圧迫する大きな要因になっている.一方,介護現場からは,本来は自力歩行可能な高齢者が,立ち上がり動作ができないために歩行不能者と見なされてしまうという多くの事例が報告されている.つまり,歩くことよりも立ち上がることの方が身体への負荷が大きいということである.これらの高齢者は,歩く能力は持っているにもかかわらず,起立に適切な補助がないと寝たきりの状態となってしまう.そこで,本研究では医学的視点から高齢者の起立時の動作特性を解析し,どのような補助を行うのが最適かを探索し,その指針に基づきリハビリ機能を持つ起立補助装置の開発を行うことを目的とする.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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