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森林微生物およびその酵素による重油汚染土壌の浄化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

西田 友昭  静岡大学, 農学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要近年、我が国においても有害化学物質による土壌汚染が顕在化しており、2003 年2 月には「土壌汚染対策法」が施行された。現段階で、ベンゼン以外の油性化学物質については法的規制の対象外となっているが、油槽所跡地等の油汚染土壌に対するリスク回避から、浄化のニーズが高まっており、今後、規制の対象となるのは必至とされている。よって本研究課題では、木材主要成分の一つであり芳香族性の高分子であるために難分解性を示すリグニンを、森林に生育する白色腐朽菌と称される担子菌(キノコの仲間)が特異的に酸化分解しうる点に着目して、白色腐朽菌およびその酵素による重油の分解を試み、重油汚染土壌の浄化・修復へ適用しうるバイオレメディエーション技術を確立するものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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