研究代表者 |
太田 幸一 愛知県産業技術研究所, 尾張繊維技術センター, 開発技術室 技師
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 編地を最終製品の形状に加工した場合に発生するしわや過度の緊張の状態を、編地を作らずに糸の物性(引っ張り、曲げ、圧縮挙動等)からコンピュータ上で予測する手法を開発する。編地を曲面形状に加工した時に発生する歪み量を予測するため、編地の3次元モデルを作成し、糸の物性と編地の編成条件から、最終製品の形状に加工した編地全体の歪み量を予測計算する。これにより、あらゆる素材や太さの糸や設計条件の編地の組合わせによる多種類の編地を試行錯誤的に試作することなく、最終製品にしたときに美しいシルエットが表現できる最適な編地を設計することが可能となる。
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