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血管機能の改善を基盤とした新しい生活習慣病予防食品の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

松下 健二  国立長寿医療センター, 口腔疾患研究部, 部長

研究期間 (年度) 2006
概要高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、脳卒中などの生活習慣病の発症に潜行・先行して、血管の機能が低下し、そのことが病気の発症につながることが近年明らかになりつつある。そのため、血管機能を改善する生活習慣病予防食品の開発は、壮年・老年期の健康維持とQOL(生活の質)を高めるために必須であり、高齢化社会を迎えた日本の大きなニーズである。血管は、常に血圧をコントロールして、体の隅々までよどみなく血液を供給するための重要な機能を担っているが、この血管機能を制御している本体が一酸化窒素(NO)である。すなわち、血管は恒常的に NO を産生し、血液の流れを制御するとともに、血栓および動脈硬化の形成もコントロールしていることより、血管機能の低下、すなわち NO 産生の低下は、種々の生活習慣病の発症につながる。本研究は、血管機能の改善を基盤とした新規の生活習慣病予防食品の開発を目指すもので、具体的には、血管における NOの産生を誘導する天然由来成分を探索し、その有効性を試験管内と動物モデルで検討するものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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