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DDSを意識した磁性ナノ粒子の外部誘導法とイメージング技術の展開

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

松浦 弘幸  国立長寿医療センター, 研究所・長寿医療工学研究部, 部長

研究期間 (年度) 2006
概要患部だけを主要なターゲットとするナノDDS(Drug Delivery System)は,現在もっとも望まれている医療ではあるが,いまだに,目覚しい成果は得られていない.我々の最終的な目標は、ナノ磁石の体内輸送を制御・監視するシステムの構築にあり,特に,今研究では生体内に注入されたナノ粒子を目的の標的まで輸送し,かつ制御技術するために必要な生体外誘導技術と,粒子の位置の検出技術の基本的な開発を行う.(IEEE国際会議の招待講演)現在,ナノ磁石の体内中での振る舞いは全く分かっていない.Spring-8 を用いて,外部磁場の印加した状況下で,ファントムや生体試料内部に注入したナノ磁性体の移動や誘導,及び,その強度分布の時間と位置の変化を,X 線CT やNMR 等の計測手段により検出・同定し,追跡を行い,本方法による画像(イメージング)精度を10nm 程度まで向上を図る.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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