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高度規則化高分子共重合体を利用した磁気多値記録材料の自己組織的創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

岡本 茂  名古屋工業大学, ながれ領域, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要本研究では、高分子ブロック共重合体(BCP)のミクロ相分離構造(MS)形成による規則構造体と、1軸異方性の大きなナノサイズの磁性体を複合化し、磁気多値記録材料の開発を行う。磁気多値記録は光磁気ディスク分野で開発段階であるが、光磁気記録はランダムアクセスの速度が遅いという欠点がある。本研究で開発する磁気多値記録媒体は、現行ハードディスクの技術がそのまま転用でき、高速で主記録デバイスに利用可能である。また、MS の配向制御に関する技術も大きく進歩を遂げており、膜状試料の膜面に垂直方向への構造制御も可能となってきた。上記技術の融合により、磁気多値記録媒体の実用化の可能性は極めて高い。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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