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テラヘルツ電磁波に基づく高速高機能イメージングシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

藤巻 朗  名古屋大学, 工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要テラヘルツ電磁波による画像は、LSI 診断、生体試料観察、セキュリティ対策等として現在大きな注目を集めているが、画像取得時間が長くダイナミックレンジ(DR)が小さいという点が実用化への大きな障害となっている。これに対し本研究では、現在の1 万分の1の画像取得時間、10 倍のDR を目指して、本質的に高感度な超伝導トンネル接合検出器(STJ)の利用とその並列化を前提に、高速高機能イメージングシステムの開発を目的とする。即ち今回は、STJ 直後に高感度でDR の大きな超伝導アナログ/デジタル変換器(ADC)を配置し、極低温で大量かつ必要な信号処理を行い、最小配線数で室温に信号を取り出すという独創的な方法で、STJ 並列化の最大の課題である熱流入増加を抑制、またDR の向上やSTJ 素子ばらつきの補正、雑音除去などの高機能化を図った信号検出システムの開発を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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