概要 | 病理組織診断、DNA/タンパクチップ診断、凍結解凍モニタリング、農作物の鮮度や水分情報のモニタリング、各種非破壊検査などにテラヘルツ波応用が期待されている。今回、差周波光混合による高出力・広帯域波長可変テラヘルツ波光源の開発を行う.励起光源としてKTP 結晶による二波長出力OPO 光源を作成し,テラヘルツ波発生に最適な非線形光学結晶の調査を行うことで,高出力・広帯域可変性を持つ光源の構築を目的とする.非線形光学結晶の用件としては,テラヘルツ帯での吸光度が小さく,かつ大きな波長変換効率を有することが挙げられる.さらに,開発された光源とショットキーバリアダイオード検出器を組み合わせることにより,従来にない高感度テラヘルツ波分光システム・イメージングシステムの構築を目指す.
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