植物時計遺伝子PCL1による光周性の人為的制御法の開発
研究代表者 |
小内 清 名古屋大学, 遺伝子実験施設, 研究員
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | 高等植物の光周性は生物時計によって支配されている。光周性を人為的に制御することが出来れば、農業生産性向上などの社会的利益に直接繋がる。申請者はモデル高等植物シロイヌナズナにおいて時計遺伝子PHYTOCLOCK1(PCL1)をクローニングし、そのホモログ遺伝子をイネやトマトを含む多くの高等植物で発見した。本課題では、(1)イネのPCL1 遺伝子(OsPCL1)がイネの時計遺伝子であることを証明し、(2)OsPCL1 の発現レベルやパターンおよび変異様式と光周性との相関の規則性を見いだすことで、光周性の人為的操作法を確立する。
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