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細胞自動連続液体培養・モニタリング・サンプリングシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

石浦 正寛  名古屋大学, 遺伝子実験施設, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要生命科学や応用生物学、医学などの分野において細胞の連続培養は重要である。細胞の状態(特に遺伝子発現レベル)を設定値に保ちながら、あるいは設定通りに状態を変化させながら期待通りの培養ができていることを常時リアルタイムで確認できれば、実験の効率は飛躍的に向上する。我々は以下の機能を有する細胞連続培養装置(以後[ACMSS])を開発する。i)培養細胞や微生物を液体培地で連続培養できる、ii)細胞濃度を一定に保つことができる、iii)細胞分裂(成長)速度や遺伝子発現レベルの変動などの細胞の状態変化を常時モニタリングできる、iv)一定時間ごとに一定量の培養細胞をサンプリングし、v)サンプリングした試料を低温で保存(4°Cあるいは超低温)できる。細胞濃度は液体培養の濁度を光学的に測定して算出し、培養を随時新鮮な培養液で希釈することで常に一定に保つ。遺伝子発現は生物発光として捉えて発光量をホトマルで測定する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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