研究代表者 |
石川 朝之 名古屋大学, 工学研究科, 助手
|
研究期間 (年度) |
2006
|
概要 | 日本の火災による犠牲者は年間二千名に上り自動車事故に次ぐ規模である。従来の不燃あるいは難燃化技術の主体はハロゲン化合物を添加することであるが、ハロゲン化合物は燃焼時に火災死亡原因の上位に位置する一酸化炭素を多く生成することや10%近い大量の難燃剤を材料中に添加することが必要であること、さらにEU のRoHS 指令やWEEE により2006 年7 月より規制の対象となったことから、これに替わる新たな難燃剤が求められている。本技術は超微量添加で材料の分解を促進して難燃化を図る独創的なものである。
|