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カオスレーザレーダを用いた衝突防止センサの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山田 諄  愛知工業大学, 工学部電気学科電子工学専攻

研究期間 (年度) 2005
概要自動車のインテリジェント化に伴い、衝突防止や運転支援のために、車間距離や障害物を検出するための小型で安価な、カオス信号を用いたレーザレーダの開発を目的にしている。カオス信号で変調をかけたレーザ光を前方に照射し、対象物からの散乱光の一部を受光する。カオス信号パルスの各立ち上がり時間までの時間ごと受信信号を進ませ加算するという簡単な処理により、遅れ時間近傍で負から正に大きく変化するゼロクロス点が得られ、ノイズに埋もれた信号でも遅れ時間を高速で正確に測定できる。このため、出力の小さな安価な半導体レーザ用いることが出来、又カオス信号を利用しているので他の機器との干渉が起きないという特徴を持つ。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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