研究代表者 |
田中 三郎 豊橋技術科学大学, 工学部
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 従来の高透磁率材料(パーマロイ)による磁気シールドは高コストで、食品内異物検査装置商品化の障害となっている。今回、我々はパーマロイ層と肉厚アルミニウム層を組み合わせた複合構造のシールドボックスを開発する。従来はパーマロイ3層構造が一般的であるが、これを1層あるいは2層として、代わりに15-20mm程度の肉厚アルミニウムを用いてシールド性能を確保する。パーマロイ材は加工後に高温で焼鈍を行う必要があり、これが高コスト要因である。一方アルミニウムは材料費のみでありコストを押さえることができる。なお、本シールドボックスの開発に当たっては3D電磁界シミュレーターを活用して最適解を求め、試作評価を行う。
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