新規関節リウマチモデルマウス実用化の為の基礎検討およびホモマウス作製
研究代表者 |
金澤 智 名古屋市立大学, 大学院医学研究科細胞分子生物学分野
|
研究期間 (年度) |
2005
|
概要 | 主要組織適合性複合体クラスll(以下MHCクラスll)のサブタイプが関節リウマチ(以下RA)発症に強く関与することが疫学的な解析から明らかとされた。そこでMHCクラスllを軟骨細胞に異所的に発現させることで、よリヒトRA発症に近い疾病状態を有するモデルマウスを考え、MHCクラスll転写調節因子、CIITAを導入したトランスジェニックマウス(以下CIITA tg)を作製した。 これまでの研究からRAの発症機序のみならず治療を目的とした研究開発にも本CIITA tgを利用できる事が明らかとなった。現在2社と実用化販売に向けての契約が進んでいる。本申請は、これらの事業展開を軌道に乗せる事を主目的とする。
|