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親子式腎拡大内視鏡の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

山本 徳則  名古屋大学, 大学院医学系研究科機能構築医学専攻病態外科学泌尿器科学

研究期間 (年度) 2005
概要日米の人口の約1割が早期腎疾患に罹患しており、末期腎不全の治療である透析患者数は本邦では23万人、透析関連医療費は総医療費約12兆円のうちの1兆円を超えるに至り、医学的問題を超え社会的問題になっている。その原因疾患である腎不全の病態解明が急務となっている。腎臓は最も血管密度が高くそのすべての疾患が深く関わっているのにもかかわらずその基となる微小循環を臨床で観察評価する方法はなかったが我々は腎拡大内視鏡を開発し、臨床に応用している。しかしながら微小循環はミクロとマクロ循環の関連に成り立っており、この内視鏡で観察したミクロ循環のみでは十分とは言えない。本研究では我々が開発した腎拡大内視鏡を細経化し、等倍率の内視鏡に組み込みミクロとマクロが同時に観察可能な親子式腎拡大内視鏡を開発し臨床応用を行う。この研究は腎臓に限らず膀胱をも含む実質臓器または管腔臓器と応用範囲は多岐にわたると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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