研究代表者 |
前澤 宏一 名古屋大学, 工学研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | アナログーデジタル変換器(ADC)は実世界と進展著しいVLSIの世界を結ぶ重要なデバイスである。中でも、△?方式は、高分解能のA/D変換が可能なことから広く使われている。しかし、信号帯域に対して十分高い周波数で動作させる必要があるため、これまで、その応用は比較的低い周波数に限られていた。これに対して、我々は、高速性、高分解能性の点で大きなポテンシャルを持ちながら、未だその能力が生かされていない周波数変調方式△?ADCに着目した。本研究は、周波数変調方式の問題点を解決した新しい回路構成を提案し、高速・高分解能なADCを実現することを目的としている。
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