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スマート・ボルテックス・ジェネレータの研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

池田 忠繁  名古屋大学, 工学研究科

研究期間 (年度) 2005
概要航空機の翼面などから流れが剥離しないように、流れを乱す装置をボルテックスジェネレータ(VG)と呼ぶ(図1)。従来、VGは、固定した形態の板を翼面上に設置したもので、離着陸時も、巡航時も、乱れを発生させている。離着陸の迎角の大きな時にはVGは必要であるが、最も時間が長い巡航時には単に抵抗にしかならない。従って、飛行状況に応じて、VGを最適な形態に制御することができれば、運動性能や燃費を著しく向上させることができる。そこで、本研究開発では形状記憶合金を用い、VGが必要な低空とVGが不必要な上空との70°C近い温度差を利用し、他にエネルギを供給することなしに形状が変化するスマートなVG(SVG)を設計し、実形態模型の試作と空力性能試験を行いたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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